「美しく生きたい」を応援する、美藻です。
未来の食卓に、ちょっぴりうれしいニュースです。
東京都内で育てられた小さな海の生き物“微細藻類”が、北海道のウニの赤ちゃんを育てるお手伝いをしています。
この挑戦をしているのは、パス株式会社の子会社、株式会社アルヌール。
海の恵みを活かした新しい養殖のカタチを模索していて、今回ついに、ウニの幼生を稚ウニまで育てることに成功したんです！
この記事では、そんな未来に希望を感じる新しい取り組みについて、わかりやすく、明るい気持ちになれるようにお届けします。
これを読んだら、スーパーに並ぶウニがもっと愛おしく見えてくるかもしれません。
本気記事は「アルヌール、微細藻類を水産餌料に活用し、海の恵みで極上ウニを育てる！」について紹介します。
アルヌールの東京ラボから微細藻類を活用し、北の海へ
微細藻類“キートセロス”のチカラ
東京都内のR&Dセンターで培養されているのは、“キートセロス”という名前の海洋性珪藻。
ちょっと難しい名前だけど、これがとっても大事なんです。
キートセロスには、フコキサンチンという希少成分が含まれています。
このフコキサンチンは抗酸化作用があり、健康や美容にも期待されている成分。
でもそれだけじゃなく、
ウニや二枚貝、ナマコなどの赤ちゃんたちにとっても大切な栄養源。
海の小さな命を、しっかり育ててくれるんです。
ウニの赤ちゃんを育てる秘密
ウニって、成体になると昆布やワカメを食べて大きくなります。
でも受精卵から生まれたばかりの幼生は、肉眼では見えないくらい小さいので、同じく小さな微細藻類じゃないと食べられません。
そこで役立つのがキートセロスです。
アルヌールでは、この藻を高濃度で育てて、北海道のウニ種苗センターに届けているんですよ。
この餌を食べた幼生は、プルテウス幼生期を経て変態期へ、無事に稚ウニに成長することが確認されました。
小さな藻が、大きな恵みに変わっていくってステキですよね。
北海道の海で活躍する東京育ちの藻
都会のラボで大事に育てられたキートセロスは、はるばる北海道のウニ種苗センターへ。
北の冷たい海で、極上ウニの未来を支えているんです。
都市と海、研究と漁業がつながっているのが、この取り組みの面白いところ。
日本全国の豊かな食卓に届くウニが、こんな形で生まれているなんて、なんだかワクワクしませんか？
アルヌールの微細藻類を通して陸上養殖が切り拓く未来
安定した水産資源を守る希望の技術
陸上養殖は、これからの水産業にとって大きな鍵を握っています。
気候変動や乱獲で天然の水産資源は減少傾向。
このままだと、将来おいしい魚介が当たり前に食べられなくなるかも…
なんて不安があります。
でも陸上養殖なら、環境をコントロールできるから、安定した生産が可能なんです。
つまり、食卓にいつもおいしい魚介を届け続けられる！
そんな安心をつくれるんですよ。
環境にやさしくCO2も削減できる
海面養殖だと、養殖場周辺の海洋環境に負荷がかかってしまうことがあります。
一方で陸上養殖は、閉鎖循環システムを使って水質をきれいに保ちながら育てられるんです。
さらに、都市に近い場所で養殖できるから、輸送コストやCO2の排出も抑えられます。
未来の地球を考えたときに、このやり方はとっても大事なんですよ。
地域の活性化にもつながる
もうひとつ注目したいのは、地域経済への効果です。
陸上養殖は、都市部でも内陸部でもできるので、地方に新しい仕事を生み出すことができます。
例えば、ウニの種苗センターが地域にできれば、地元に雇用が増えて、若い人も戻ってくるかもしれません。
新しい技術が、人と地域を元気にしていくんですね。
アルヌールの微細藻類の活用はウニだけでなく、二枚貝やナマコへも
二枚貝やナマコもすくすく育つ
キートセロスはウニだけでなく、二枚貝やナマコ、甲殻類の赤ちゃんにも使われています。
小さな命を支える万能な微細藻類なんです。
海の生き物たちが元気に育つことで、養殖業全体が安定していくので、未来の水産資源を守る一歩にもなります。
こうした研究がもっと進めば、おいしい海の幸をずっと楽しめる未来が待っていそうです。
培養技術をもっと広めたい
アルヌールでは、キートセロスを育てるだけじゃなくて、
その培養技術の提供や装置の販売も行っています。
「どうやったら効率よく育てられる？」
「どんな設備があればいいの？」
そんな養殖現場の疑問に、ちゃんと応えてくれるんです。
新しい技術が全国に広まれば、より多くの漁場で環境にやさしい養殖ができるようになります。
海を守りながら、おいしいものを増やす。
夢が広がりますね。
CO2削減など環境にもプラス
微細藻類はCO2の吸収にも役立つので、地球温暖化対策としても期待されています。
これからの社会に欠かせないSDGsにもピッタリなんです。
“食”だけでなく“環境”を支える存在としても微細藻類の可能性は無限大。
これからの研究がますます楽しみになります。
アルヌール、未来のウニを育てる、微細藻類を通してその先へ
アルヌールのさらなる挑戦
今回の成功をスタートにして、アルヌールはもっといろいろな種類の種苗にキートセロスを活用していきたいと考えています。
ウニだけじゃなく、二枚貝やナマコ、エビなど、さまざまな海の幸の赤ちゃんたちが、この小さな藻のおかげですくすく育つ未来。
考えるだけで、なんだかお腹がすいちゃいますね。
都市と海がつながる新しい形
東京で育った微細藻類が、北海道の冷たい海で活躍する。
そんなつながりがもっと増えれば、都会にいながら海を守ることもできるんです。
これから先、陸上養殖と最新の技術が組み合わされば、もっとおいしくて、もっと安心な水産物が
手に入りやすくなるかもしれません。
“遠い海を近くに感じられる”って、なんだか夢がありますよね。
私たちにできることも
こうした挑戦を応援するには、普段の買い物で“どこでどんなふうに育ったか”を
ちょっとだけ気にしてみることも大事です。
未来を守る一歩を、私たちの選択からつくっていけたら素敵です。
海と人が一緒に育つ、そんな時代が少しずつ形になっていくかもしれません。
まとめ：「アルヌール、微細藻類を水産餌料に活用し、海の恵みで極上ウニを育てる！」を知り、より良い美藻生活を
本気記事は「アルヌール、微細藻類を水産餌料に活用し、海の恵みで極上ウニを育てる！」について紹介しました。
東京のラボで育った小さなキートセロスが、北の海の極上ウニを育てるお手伝いをする。
そんな物語を知ると、普段食べている海の幸がもっと特別に思えてきます。
陸上養殖や微細藻類の活用は、未来の水産資源を守るだけでなく、
環境負荷を減らし、地域に新しいチャンスを届けます。
食べる人、育てる人、守る人、研究する人。
いろんな人の想いがつながって、私たちの食卓に未来の恵みが届いているんです。
アルヌールの挑戦は、これからもどんどん広がっていくはずです。
私たちもその成長をそっと応援しながら、おいしい未来を楽しみに待ちたいですね。
参照：iza
