廃校から始まる島の挑戦 、美しさ引き出す長崎県新上五島町の微細藻類プロジェクトが熱い!

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自然豊かな島に、ちょっぴり未来が見えるような、あたたかくて素敵なお話が生まれました。
長崎県の新上五島町にある、今は使われていない中学校の校舎。
その場所で今、化粧水や健康食品がつくられているんです。

きっかけは、島の美しい海。
その海の力を活かして、島の人たちが立ち上げたベンチャー、株式会社ブルーサイエンティフィック新上五島が、「フコキサンチン」という健康や美容にうれしい成分を含む“微細藻類”を育てることに成功しました。
しかも、高価な装置を使わず、島で手に入る材料でつくったシステムが使われているんです。

この記事では、未来への可能性を秘めたこの取り組みについて、明るく、わかりやすくご紹介します。
きっと読み終わるころには、少しだけ世界が優しく見えるはずです。

本記事は「廃校から始まる島の挑戦 、美しさ引き出す長崎県新上五島町の微細藻類プロジェクトが熱い!」を紹介します。

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長崎県新上五島町の微細藻類プロジェクトの始まりは、島の海と廃校から

島の特性が、新しい産業を生む

新上五島町には、透き通るようなきれいな海があります。
その海水を使って、島の人たちは今、健康や美容にうれしい商品をつくっているんです。

使われているのは、フコキサンチンという色素を含む微細藻類。
この成分には抗酸化作用があり、スキンケアや健康食品としての可能性が注目されています。
けれど自然界からこれを取り出すのはとっても難しくて、これまではなかなか実用化が進んでいませんでした。

でも島の環境なら、話は別。
広いスペース、きれいな海、そしてあたたかい人たち。
この三拍子がそろった場所だからこそ、生まれたチャンスなんです。

廃校を研究拠点に変身させたアイデア

プロジェクトが動いているのは、旧北魚目中学校。
今はもう授業が行われていないけれど、その校舎がまるごと研究・製造拠点に生まれ変わっています。

教室だった場所では、微細藻類がぐんぐん育っています。
そして、外に出ればすぐ目の前には海。
必要な海水をすぐにくみ上げられるのも、この場所だからこそ。

これって、都会じゃできないこと。
島の「不便さ」を「強み」に変えた、ちょっと胸が熱くなるお話です。

安価な設備で夢をカタチに

普通、藻類の培養にはガラス製の高価な装置が必要とされていました。でもこのプロジェクトでは、なんと塩化ビニールのパイプやシートで代用。

しかもそれを使って、安定して培養できるように工夫したんです。設計を手がけたのは、島出身の長尾宣夫さん。

島の人たちと一緒に、知恵と手を重ねて技術を確立しました。「お金がないからできない」じゃなくて、「あるものでどうにかする」。そんな前向きな姿勢が、このプロジェクトの心のエンジンなんです。

長崎県新上五島町が検討する微細藻類フコキサンチンの魅力とは?

健康にも、美容にも、うれしい成分

フコキサンチンには、抗酸化作用があります。
つまり、体のサビを防いでくれるような成分。

老化の予防や生活習慣病への対策としても、注目されています。
また、脂肪の分解を助ける働きが期待されていて、ダイエットにも役立つかもしれないんです。

ちなみにこのフコキサンチン、もともとはワカメや昆布にほんの少しだけ含まれているもの。
自然から取り出すのが難しいからこそ、この培養技術がすごく意味のあることなんですね。

安心のプロセスでつくられる

このプロジェクトでは、フコキサンチンを含んだ微細藻類をまず島内で育てます。そのあと乾燥させて粉末にし、県外の工場で抽出や加工を行う仕組みです。

安心で安全な工程がしっかり組まれていて、品質もバッチリ。島での工程に関わるのは、島の人たち。10人ほどが雇用され、地元の新しい産業として根付き始めています。

ひとつの商品ができあがるまでに、いろんな人の手と想いが詰まっているんです。

環境にもやさしいアプローチ

大量に海藻を採取することなく、環境を守りながら成分をつくるこの方法。
実はとってもエコで、これからの時代にぴったりのアプローチなんです。

海の中の藻場は、魚の赤ちゃんや卵が育つ大切な場所。
だから無理に藻を取らずに、自分たちで育てていくというやり方は、未来の海のためでもあります。

“自然を守りながら、自然の力を活かす”
そんなやさしい未来が、ここにはあるんです。

長崎県新上五島町で商品化された微細藻類活用アイテムとこれから

化粧水やクリームで身近に感じる自然の恵み

昨年4月に発売されたのは、フコキサンチンを含んだ化粧水とクリーム。
つけ心地はやさしく、肌にスーッとなじむと好評です。

天然由来の成分で作られていて、敏感肌の人でも使いやすいのがうれしいポイント。
海から生まれた美容アイテムとして、都会でも注目を集めています。

いまでは、東京の「日本橋長崎館」でも販売中。
島の恵みが、遠くの誰かの肌をやさしく潤しているんですね。

健康食品も登場、食からもサポート

昨年12月には、健康食品も商品化されました。
カプセルタイプで飲みやすく、毎日の生活に取り入れやすいと人気です。

美容だけでなく、体の中からもしっかりサポートできる。
そんな商品に育ってきています。

栄養価の高い成分を、自然に近いかたちで摂取できるって安心ですよね。
これも、島での丁寧な工程があってこそ実現したことなんです。

今後の展開に期待が高まる

今月25日からは、長崎スタジアムシティでのポップアップストアもスタート。
この1か月間、たくさんの人に実際に手に取ってもらえるチャンスです。

そして、島の社長・柴田久直さんが目指すのは、もっともっと多くの人にこの商品を届けること。
島から生まれた特別なものを、全国へ、そして世界へ。

この取り組みが大きな流れとなって、離島から新しい価値が広がっていく未来が、すぐそこにあるかもしれません。

まとめ:「廃校から始まる島の挑戦 、美しさ引き出す長崎県新上五島町の微細藻類プロジェクトが熱い!」を知り、より良い美藻生活を!

本記事は「廃校から始まる島の挑戦 、美しさ引き出す長崎県新上五島町の微細藻類プロジェクトが熱い!」を紹介しました。

新上五島町で始まったこのプロジェクトは、ただの商品づくりではありません。
それは「島の魅力を活かす」こと、「人の知恵と努力で未来をつくる」ことの証です。

古い校舎が、新しい技術の拠点に。
きれいな海が、人々の健康を支える源に。
そして、島の人たちが、それを世界に届けようと動き始めています。

未来は、どこか遠い場所にあるものじゃないんだなって思います。
きれいな海と、あたたかな心がある場所に、こんなにも身近にあるんですね。

これからも、この島のプロジェクトがもっと広がって、たくさんの笑顔をつくっていってくれたら素敵です。
そんな未来を、私たちもそっと応援したいですね。

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