微細藻類大手アルガルバイオが海洋性微細藻類培養販売のイービス藻類産業研究所を統合!

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地球環境と人々の健康、両方にやさしい「藻類」の可能性が、ますます注目を集めています。
そんな中、微細藻類の研究開発をリードするアルガルバイオが、新たな一歩を踏み出しました。

2025年3月、宮城県に拠点を置くイービス藻類産業研究所の経営権を取得。
国内でも希少なレースウェイ方式の商業生産設備と、EPA(エイコサペンタエン酸)を高含有するナンノクロロプシスの事業を取り込み、両社の強みを掛け合わせた未来型の藻類ビジネスをスタートさせました。

この経営統合は、微細藻類の研究から製品化、そしてグローバル展開に向けての強力な基盤となること間違いなしです。わたしたちの食や健康、そして地球の未来に、新しい希望が広がっています。

本記事は「微細藻類大手アルガルバイオが海洋性微細藻類培養販売のイービス藻類産業研究所を統合!」を紹介します。

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微細藻類の大手、アルガルバイオとイービス藻類産業研究所が統合へ

未来を見据えた戦略的な経営権取得

アルガルバイオは今回、イービス藻類産業研究所の経営権を取得しました。
藻類の商業生産から研究開発までを手がける2社の統合により、未来へのシナジーが期待されています。
ナンノクロロプシスを中心に、サステナブルな養殖やウェルビーイングな社会づくりに貢献する体制がより強固になります。

国内では希少なレースウェイ方式の培養設備を保有

イービス藻類産業研究所は、石巻市にあるレースウェイ方式の商業生産設備を持つことで知られています。
これは海水を活用した屋外型の培養スタイルで、エネルギー効率がよく、環境負荷も少ないのが特長。
今回の統合で、アルガルバイオの技術と組み合わさることで、持続可能な生産体制の実現が進みます。

微細藻類事業でグローバルNo.1を目指す

統合後のビジョンは、なんと世界一の微細藻類事業へ。
水産飼料としてのナンノクロロプシスの提供にとどまらず、アルガルバイオが培ってきた研究力を生かして新たな藻類種も開発。
国内市場だけでなく、海外への展開も視野に入れたグローバル戦略が本格的にスタートしています。

アルガルバイオとイービスにより、微細藻類の可能性がさらに広がる

ナンノクロロプシスが持つ健康パワーに注目

ナンノクロロプシスは、EPA(エイコサペンタエン酸)を豊富に含む微細藻類。
これは青魚にも含まれている栄養成分で、血流改善や脳機能の維持に良いとされる注目のオメガ3脂肪酸です。
今後は、飼料だけでなく人の健康を支える食品やサプリメント分野でも注目されそうです。

アルガルバイオのライブラリーで多彩な藻類を活用

アルガルバイオは、100種以上・1,260株を超える藻類ライブラリーを持っています。
その中から、用途に合わせて最適な種を選び、育種・改良・培養まで一貫して対応できるのが強み。
この体制がイービス藻類産業研究所に統合されることで、製品開発のスピードと精度が一気に加速します。

共同開発プロジェクトが40件以上進行中

すでにアルガルバイオとイービスを合わせて、40件以上の共同プロジェクトが進行中。
企業との連携を通じて、藻類の力を活用した製品やソリューションが続々と生まれています。
統合によって、この動きがさらに広がりそうです。

アルガルバイオとイービスの技術と設備の融合で、研究から商業化まで一直線

バイオファウンダリープラットフォームを活用

アルガルバイオが持つのは、世界でも例を見ない微細藻類に特化したバイオファウンダリープラットフォーム。
この仕組みにより、基礎研究から培養、製造、製品化までがスムーズに進行します。
これからはイービスの設備も統合され、よりスケールの大きな取り組みが期待されています。

横浜製造技術センターの力でスケールアップ

2023年には、最大5tまで対応できる横浜製造技術センターも始動。
閉鎖型のバイオリアクターで、クリーンかつ安定した培養が可能です。
この施設があることで、大量生産の検討やテストが効率よく行えるようになっています。

商業生産設備と研究の融合でスピード感アップ

今後はイービスのレースウェイ方式と、アルガルバイオの研究力が一体化。
商業設備と研究環境がひとつにまとまることで、プロダクト開発のスピードがさらにアップ。
柔軟な開発と、タイムリーな市場投入が可能になります。

アルガルバイオとイービスの統合の今後の展開と期待される未来

水産飼料市場でのシェア拡大

イービスのナンノクロロプシスは、すでに国内水産飼料市場の25%をカバー。
今後は、より高機能で高付加価値な製品の開発が進められ、市場シェアの拡大が期待されます。
また、新たな養殖魚種への応用も検討されており、養殖業界全体の活性化にもつながりそうです。

人の健康を支えるプロダクトの開発も

EPAを含む藻類は、生活習慣病予防やメンタルヘルスケアなど、人の健康にも大きな可能性を秘めています。
アルガルバイオは、藻類由来の栄養成分を使った食品・サプリの開発にも積極的。
今後、私たちの食卓にも“藻類パワー”が登場する日が近づいているかもしれません。

グローバル市場への本格展開が見込まれる

今回の統合を機に、日本国内だけでなく海外展開も本格的に進んでいく見込みです。
特にアジア圏を中心に、持続可能な食料供給のニーズは高まっており、日本発の藻類技術が注目されています。
グローバルNo.1という目標も、けっして夢ではありません。

まとめ:「微細藻類大手アルガルバイオが海洋性微細藻類培養販売のイービス藻類産業研究所を統合!」を知り、より良い美藻生活を

本記事は「微細藻類大手アルガルバイオが海洋性微細藻類培養販売のイービス藻類産業研究所を統合!」を紹介しました。

今回のアルガルバイオとイービス藻類産業研究所の統合は、藻類が秘める無限の可能性を現実に変えるための大きな一歩です。

研究から商業生産までを一貫して担える体制が整い、スピード感のある開発やグローバル展開が一層加速していくと見られます。

人の健康、地球環境、そして食料問題。こうした多くの課題に藻類が応えてくれる未来が、今まさに近づいているんです。

今後もアルガルバイオの挑戦から目が離せません。わたしたちの生活に藻類がもっと身近に、もっと頼もしく寄り添ってくれる日が、すぐそこまで来ています。

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