「美しく生きたい」を応援する、美藻です。
地球にやさしくて、美味しくて、しかも未来を感じさせる――そんなワクワクするニュースがイスラエルから届きました。
2025年4月、微細藻類を使った次世代たんぱく質の開発で注目されているスタートアップBrevel（ブリーベル）が、シードラウンドの拡張投資で約7億4,700万円（500万ドル）を調達したことが発表されました。
これにより、シードラウンド全体での調達額は約37億円（2,500万ドル）に。今後、Brevelの技術はさらに進化し、サステナブルでおいしい代替食品の可能性を広げていくことになりそうです。
この記事では、そんなBrevelのすごい技術や、今後の展開、そして同じ分野でがんばる他の企業の動きも含めて、わかりやすくご紹介します！
本記事は「微細藻類から未来のたんぱく質へ！Brevelが約7.4億円を調達、持続可能な食品革命が加速」を紹介します。未来の食を変える大きな一歩、ぜひチェックしてみてください。
Brevelってどんな会社？その魅力に迫ってみた
微細藻類×光のチカラでたんぱく質を作る会社
2017年に設立されたBrevelは、ただのバイオ企業じゃありません。光と糖を使って微細藻類（とくにクロレラ）を育てるという、ちょっとユニークな技術を使っています。
この方法、実は世界初ということ。遺伝子をいじらない、ナチュラルな発酵プロセスで栄養価が高く、しかもコストも抑えられるってすごく産業的な価値の高い技術です。
そんなBrevelの微細藻類たんぱくは、白くて味もほぼニュートラル。粉末状でいろんな料理や食品に合わせやすいのもポイントなんです。
商用生産もスタート！規模も本格的に
Brevelは2023年6月に、イスラエルにある商用工場で5,000Lのバイオリアクターを導入しました。これで年に数百トンもの微細藻類たんぱく質を生産できるようになります。
これってもう「研究開発のフェーズ」を超えて、「本気の事業化ステージ」。食品業界への本格的な参入、どんどん加速しそうです！
CBCグループとの長期契約で食品展開が拡大
さらに、イスラエルの大手飲料メーカー「CBCグループ」との10年間の長期契約も話題になりました。
この契約によって、Brevelは機能性ドリンクや代替乳製品の開発を進めています。
これからスーパーに並ぶ飲み物やヨーグルトに、Brevelの微細藻類が使われる日も近いかも…！
微細藻類って何がすごいの？栄養と機能性に注目！
たんぱくだけじゃない！豊富な栄養成分
Brevelが扱っている微細藻類には、たんぱく質だけでなく脂質や食物繊維、抗酸化物質もたっぷり。
こうした副産物もちゃんと活用して、製品として展開しています。
つまり、無駄がなくて、すごくエコ。
そして体にもやさしいっていう、いいことずくめの素材なんです。
粉末状で使いやすい＆無味無臭で汎用性も◎
Brevelのたんぱく質は白色で無味無臭なのが特徴。
だから、代替肉にも、乳製品にも、スイーツにも使えちゃうんです。
しかも乳化性・ゲル化性・発泡性まであるから、機能性が高くて加工食品との相性もバツグン！
これは食品メーカーにとっては夢のような素材なんですよね。
他の素材と比べてコスパも良好
一般的な植物性たんぱくって、大豆とかエンドウ豆が多いけど、
土地や水の問題、アレルギーのリスクもあったりしますよね。
でもBrevelの微細藻類たんぱくは、屋内で省スペース＆省エネルギーで育てられるし、
遺伝子組換えもしていないから、安心感も高いんです。
それに、コスト的にも既存の原料に引けを取らないレベル。
これは広く普及する未来も近いかも…！
海外でも注目！Brevel以外の微細藻類他社の最新テクノロジー
オーストラリアのAlgenieが掲げる1ドル革命
2023年に誕生したオーストラリアの**Algenie（アルジェニー）**も、
光合成で微細藻類を育てるフォトバイオリアクターの開発で注目されています。
LEDを内蔵した特許取得済みのらせん状リアクターを使って、1キロあたり1ドルの生産を目指しているんです。
コスト面でのインパクトも大きくて、世界中の注目が集まってます。
デンマークのAlgiecelはモジュール型で柔軟性抜群
2021年に設立されたデンマークの**Algiecel（アルギーセル）**は、
輸送コンテナ型のリアクターを開発。
どこでも簡単に設置できて、しかも二酸化炭素の排出地に直接置けるというスグレモノなんです。
2022年にはデンマーク技術研究所にもパイロットリアクターを設置済みで、
今年の夏にはフルスケールのデモ機が稼働予定なんですって！
各社のテクノロジーが地球の未来を変える
それぞれの企業が独自の技術で微細藻類を活用しようとしていて、
その取り組みは多様で、とってもおもしろいんです。
Brevelのように光を活かす企業もあれば、Algiecelのように環境負荷の少ない設置を目指す企業も。
これからどんなコラボやイノベーションが生まれるのか…考えるだけでワクワクしますよね！
まとめ：「微細藻類から未来のたんぱく質へ！Brevelが約7.4億円を調達、持続可能な食品革命が加速」を知り、より良い美藻生活を！
本記事は「微細藻類から未来のたんぱく質へ！Brevelが約7.4億円を調達、持続可能な食品革命が加速」を紹介しました。
Brevelの今回の資金調達は、単なるビジネスの話じゃなくて、これからの食のあり方に一石を投じる大きな出来事だと感じました。
おいしくて、体にも地球にもやさしい。しかもちゃんと商業的に成立するプロダクトが登場していることが、とても心強いですよね。
微細藻類たんぱくは、まだまだ知られていない部分も多いけど、技術の進化や企業の努力によって、私たちの食卓に広がる日はすぐそこまで来ています。
代替肉、代替乳製品、機能性ドリンク…そのどれもが「おいしい未来」につながっていく。今回のニュースをきっかけに、ぜひ微細藻類の可能性に注目してみてくださいね！
これからのBrevelの活躍、そして微細藻類市場の広がりが、どんな新しい未来を見せてくれるのか――楽しみでなりません。
参照：Foovo
