新エネHVO(水素化処理植物油)開発へ始動、ユーグレナ含む9社、東京都事業に採択

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地球にやさしくて、これからの時代を支える「バイオ燃料」。
そんな未来のエネルギーに向けた大きな一歩が、今、東京都から始まろうとしています。

2025年3月11日、ユーグレナを代表企業とする9社が、東京都の「新エネルギー推進に係る技術開発支援事業」に選ばれました。
テーマは「新規HVO混合燃料の開発及びサプライチェーン構築とその社会実装」。

これまで石油に頼ってきたわたしたちの暮らしを、ぐっとクリーンで持続可能なものに変えていくためのプロジェクトです。
この取り組みでは、ユーグレナをはじめとする各企業が、それぞれの強みを活かして開発から実用化までを一緒に進めていきます。

新しいエネルギーが私たちの生活にどう関わってくるのか。ワクワクしながら、詳しく見ていきましょう!

本記事は「新エネHVO(水素化処理植物油)開発へ始動、ユーグレナ含む9社、東京都事業に採択」について紹介します。

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ユーグレナ含む9社が共同で挑むHVO混合燃料とは?

HVO燃料ってなに?

HVOとは「水素化処理植物油」のことで、バイオマス原料をもとに、水素を使って作られる新しい燃料です。

軽油と混ぜて使ったり、HVOだけでも動かせたりと、今の技術でも使いやすいのが特徴。そして、なによりもCO₂の排出をグンと減らせるのが最大の魅力です。これまでのエネルギーに代わる選択肢として、期待が高まっています。

東京都の支援でスタートダッシュ!

このプロジェクトは、東京都と東京都環境公社による支援を受けて実施されます。

目的は、東京の脱炭素化と、産業の新しい活性化です。製品開発や技術実証だけでなく、社会で実際に使えるようにする「実装」まで見据えた支援。
HVO混合燃料が、東京の街で当たり前になる未来が少しずつ近づいてきます。

実証期間は3年間!

プロジェクトの期間は、2025年2月から2028年2月までの3年間。
この間に、開発から製造、そして社会に届けるためのルートまでを作っていきます。

早ければ、数年後にはバスや工事現場などでHVO燃料が使われている光景が見られるかも。
未来の東京が、どんなふうに変わっていくのか、楽しみですね!

HVO混合燃料開発に向け、ユーグレナ含む各社が担う役割

ユーグレナが代表企業に

ヘルスケアでもおなじみのユーグレナ。バイオ燃料の研究開発を長年続けていて、今回のプロジェクトの中心を担います。

新しいHVO燃料の品質や製造工程に関して、専門的な知見を活かしていきます。

東急バスが実用化の要に

東京都内を走るバスといえば東急バス。
このプロジェクトでは、実際の運行でHVO燃料を使ったバスの走行実証などを担います。

街の人たちがHVO燃料を身近に感じられる、大事なステップになります。

建設業界からは清水建設・竹中工務店

大手ゼネコンの2社は、工事車両や現場設備でのHVO利用に取り組みます。
建設現場でも環境配慮が求められる中、クリーンな燃料が使えることは大きな前進です。

街づくりの裏側から、持続可能な未来に貢献してくれます。

いすゞ自動車は技術面でサポート

トラックなど商用車の大手・いすゞ自動車は、HVOに対応する車両の技術開発を進めます。
車両側の最適化が進めば、より広い分野での導入が進む可能性が広がります。

サプライチェーンを支える企業たち

カメイ、シナネン、朝日興産、平野石油は、燃料の貯蔵や流通を担う企業たち。
HVOを安定して届けられるように、インフラ整備や供給ルートの構築を行います。

安全でスムーズな供給が実現すれば、HVOの利用がもっと広がりますね。

ユーグレナとの共同HVO開発、未来のバイオ燃料の可能性

HVOでCO₂削減に期待

HVOの大きな特徴は、従来の軽油よりもCO₂の排出量が抑えられること。
サステナブルな社会の実現に向けて、HVOは有力な選択肢として注目されています。

特に運輸や建設など、エネルギー消費が大きい分野での導入が進めば、社会全体の脱炭素に大きく貢献できます。

身近な場所で使われる日も近い

このプロジェクトの魅力は、単なる研究開発にとどまらないところ。
日常の中でHVOが当たり前に使われるようになる未来を、本気で目指しています。

通勤のバスや、街角の工事現場。
そんな身近な場所に変化が訪れるのも、そう遠くないかもしれません。

若い世代が主役になるエネルギーへ

再生可能エネルギーや脱炭素といったテーマは、これからの社会を担う若い世代にとって大きな関心ごと。
HVOのような新しい燃料の取り組みは、わたしたち自身が未来を選び取っていく力にもなります。

生活の選択肢のひとつとして、エネルギーに目を向けることも、とっても素敵なことですね。

まとめ:「新エネHVO(水素化処理植物油)開発へ始動、ユーグレナ含む9社、東京都事業に採択」を知り、より良い美藻生活を!

本記事は「新エネHVO(水素化処理植物油)開発へ始動、ユーグレナ含む9社、東京都事業に採択」について紹介しました。

今回のプロジェクトは、未来の暮らしをちょっと先取りするようなワクワク感にあふれています。

ユーグレナを中心とした9社が、東京都の支援を受けながら、それぞれの得意分野でHVO燃料の開発・実証・実用化に挑戦します。

わたしたちの生活によりそう形で、クリーンで安心なエネルギーが広がっていく未来。この動きは、確実にそのスタートラインに立っています。

環境問題に興味がある方も、なんとなく気になっていた方も。このニュースをきっかけに、新しいエネルギーの形に目を向けてみてください。

明るく、持続可能な社会の実現に向けて、今からできることを一緒に考えていきましょう!

参照:CarWatch

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